角舘商会が、2009年(平成21年)6月末で閉店した。駅弁を通して名寄の知名度アップに貢献したことから、閉店を惜しむ声が多く寄せられた。
角舘商会は、1910年(明治43年)創業。60年代から70年代にかけては国鉄による「ディスカバージャパン」のキャンペーンが展開されたこともあり、売り上げが大幅に伸び、その後もマスコミなどに多く取り上げられた。「みそ豚丼」「きのこごはん」「ニシン・カズノコ弁当」など、数々の傑作の駅弁を考案し、発売した。
駅弁は名寄駅舎内で販売するとともに、特急列車の車内販売でも取り扱われ、鉄道利用客や駅弁ファン、市民に親しまれてきた。
名寄新聞2009年5月20日付掲載 Web掲載日2022年5月19日
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