皆さんは「アニサキス」という寄生虫をご存知でしょうか?
アニサキスは寄生虫(線虫)の一種です。その幼虫(アニサキス幼虫)は長さ2~3cm、幅は0.5~1mmくらいで、白色の少し太い糸のように見えます。アニサキス幼虫は、サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどの魚介類に寄生します。アニサキス幼虫は、寄生している魚介類が死亡し、時間が経過すると内臓から筋肉に移動することが知られています。(厚生労働省HPより)
アニサキスは、魚などの体内にいる間は「幼虫時期」つまり魚の体は仮の宿で、最終的にはクジラやアザラシといった海の哺乳類に寄生し「成虫」になると言われております。
先日、元アイドルグループの女性が、自身のYouTubeチャンネルでアニサキス症で激痛に苦しむ姿を公開し話題を呼んだニュースをご存知の方も多いのではないでしょうか?
私の知人は、何日間も胃痛が酷く病院で検査をしてもらった結果、胃にアニサキスが寄生していた!などと、意外と身近な環境でもアニサキスは存在しているものなのです。
私も、つい最近いただいたサケをよく見るとアニサキス発見!(その後きちんと取り除き、熱処理をしたので問題ありません)
アニサキスの撃退法は?一般的に、加熱(70℃以上、または60℃なら1分)、冷凍(-20℃で24時間以上冷凍)、目視で取り除く、包丁で細かく身に切り込みを入れるなどと言われております。
上記はあくまでも絶対に大丈夫と言う物ではありませんのでご注意ください。
また、「酢漬けや塩漬け」では死滅しないと言われていますので要注意ですね!
食欲の秋、サケなどを食す機会が増えると思いますので、くれぐれもアニサキスには注意しましょうね!
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