危険・車の立ち往生(備えあれば憂いなし)
道北地方では12月に入った途端、深々と雪が降り積もっています。雪かきなどの疲れで体調など崩されておりませんか? ちなみに私は毎日の除雪にウンザリしつつも、雪が降り積もったおかげでスキーを楽しむ日々を過ごさせていただいております!
しかし、先日の新潟県で発生した大雪による通行止めのように、車が立ち往生してしまい、最悪、車内に取り残されて死に至るような重大事故が起きてしまう恐れもありますので、雪には十分に注意が必要ですね。
そこで今回は、「冬の車中泊」について考えてみようと思います。
「車中泊」といっても、予定しての車中泊ではなく、今回の新潟県のように、大雪・吹雪等でやむをえず車内で過ごさなければならなくなった場合を想定し、注意点や車内装備品など含めて書いてみよう思います!
冬の車中泊と夏の車中泊とでは、何より「車内温度」が明らかに違います。ましてや道北エリアは厳冬期になるとマイナス30度近くまで冷え込みますので、簡単に低体温症になってしまう危険性があります!
また、積雪も非常に多く一晩で数十センチの積雪なんてことも珍しくありません。積雪がマフラーを覆い、排ガスが車内に流入、一酸化炭素中毒になってしまう可能性があるので、とても危険です。
いつ何が起きても大丈夫なように、知識や装備を備えておくことを心がけましょう。
このような場合に遭遇しても多少は安心して過ごせるよう、私なりに冬期間、車内に装備しているグッズをご紹介させていただきます!(タメになるかわかりませんが。。。)
- 「ヘッドライト」 万が一、車のバッテリーがあがってしまったり、夜間外に出て作業などをする場合に備えて。
- 「使い捨てカイロ」 素早く暖が取れるので、少し多めに入れていても良いと思います!
- 「エマージェンシー シート」 体から放出される熱を反射し、体温の低下を緩和させる軽量でコンパクトな防寒シートです。
- 「手袋」「ニット帽」「ネックウォーマー」 ドアtoドアなので、うっかり軽装で出かけてしまった時のために。
- 「スティックバー&お菓子」 調理の必要がなく、すぐに食べられ栄養価の高いものを。
- 「水」 凍ってしまう可能性があるのでご注意を。
- 「寝袋」 暖が取れる最大の武器ではないでしょうか!?私は市販のクッションカバーに寝袋を入れ、クッションとして使用してます。
- 「スコップ」 スタックした時はもちろんですが、マフラーが雪に覆われないよう積もった雪を掘り出すために、必要なグッズではないでしょうか?
- 「携帯トイレ」 何時間車内に閉じ込められるかわからないので、少し多めにストックすることをお勧めします!
上記の装備品が正解かはわかりませんが、ご紹介させていただいた装備品は全てホームセンターで購入できます。万が一に備え、皆様も自分に合った装備品を車内に置いてみてはいかがでしょう?
PS 本日12月23日、全国的に大寒波のようなので、くれぐれも皆様お気をつけください、また、このアウトドアページは今日で年内最後の更新となります。少し早いですが、今年一年ありがとうございました。また来年もどうぞよろしくお願いいたします。来年もよいアウトドアライフを!!
Web掲載日2022年12月23日
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