50チームが熱戦展開、名寄社協市民ボッチャ交流大会
【名寄市】
名寄市社会福祉協議会、名寄市ボランティアセンター主催の「第5回市民ボッチャ交流大会」が、26日午前9時半からスポーツセンターで開かれた。大会を前にシンポジウム「スポーツが変える まち・ひと・こころ」も開催され、多くの参加者がスポーツと福祉について理解を深めながら、ボッチャを楽しんだ。
同交流大会は、名寄市、名寄市立大学、Nスポーツコミッションの共催で開催。「ボッチャ」は、子ども、高齢者、障がい者を問わず、誰でも楽しむことができるユニバーサルスポーツ。名寄でも町内会や各種団体の例会活動などを通じ、競技人口は増加している。
今年は50チーム150人が出場。開会に当たり、中島道昭同協議会長が「お子さんから高齢の方まで幅広い方に参加いただいた。チーム内、さらには他チームのメンバーとの交流も深めるとともに、福祉やボランティアについて考える機会にしてほしい」と挨拶。
同交流会開催に毎年協力している名寄ライオンズクラブ(松下賢二会長)の久保和幸副会長が「多くの方が参加しての交流大会の開催、心からお喜び申し上げたい。皆さんにとって実り多い一日となることを願っている。頑張る皆さんをこれからも応援していきたい」と激励した。
開会式終了後、記念シンポジウム「スポーツが変える まち・ひと・こころ」が開催。道北地区障がい者スポーツ指導者協議会、旭川パラスポーツ協議会代表の今野征大さんをコーディネーターに、NHK東京パラリンピックリポーターの千葉絵里菜さん、名寄市スポーツ振興アドバイザーで、スペシャルオリンピックス日本・北海道理事長の阿部雅司さん、名寄ファンタジーの今村柚月さんの3人がシンポジストを務めた。
スポーツ活動が生む地域・人々の暮らしの変化や、スポーツの魅力など、自身の経験を基に触れ、車いすユーザーの千葉さんは、「学校の体育の時間は見学のみで過ごし、勝利するということに執着心がなかった。でも電動車椅子サッカーに出会い、勝つことの喜び、負けることの悔しさを実感することができた」。
阿部さんは、マサシナイトランや街なか運動会などの取り組みを振り返り、「今後もスポーツを楽しむ人が増えていくよう、取り組んでいきたい」。
今村さんは、水泳や陸上部のマネージャー、ボッチャなどの体験を通じ、「たくさんの仲間と出会うことができた。スポーツを通じて、より障がい者同士が交流できる機会を設けていければ」と願いを込めた。
障がい者への理解普及で、千葉さんは「公共交通機関などの車いすユーザーへの理解も広まっている」としながらも、より住みよいまちづくりに向け、千葉さんは「障がい者が困っている姿を見かけても、何をしてよいか分からない―という声をよく聞く。まずは話しかけて、どうしたらよいかを聴いてほしい」などと呼び掛けた。
ボッチャ交流大会では、同協議会職員やボランティアスタッフが競技進行をサポートする中、日本マンによる「ジャックボール プリーズ!」の力強い合図でゲーム開始。
3人一組のチーム同士(赤チーム、青チーム)で対戦。的となるジャックボール(白ボール)を目掛けて赤色や青色のボールを慎重に投げたり、転がしたりする様子が見られた他、劣勢だったゲーム展開が会心の1投が決まり逆転勝利を収めるなど、参加者はボールの行方に一喜一憂の表情。
ボールを握るのが困難な出場者は、ランプスと呼ばれる傾斜台を用いてプレーし、熱戦を繰り広げた。
成績は次の通り。 ①ミヅノ②麻生親睦クラブB③第3シニアクラブB
名寄新聞2022年11月29日 掲載 Web掲載日2022年12月5日
道北の求人情報
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
1級土木技術者
300,000円〜400,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
2級土木技術者
250,000円〜330,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(1級資格保持者)
300,000円〜380,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(2級資格保持者)
240,000円〜330,000円
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
大沼左官工業 株式会社
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
変形労働時間制
左官工
168,000円〜306,600円
名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る