7年間の歳月をかけた名寄都市計画事業、豊栄土地区画整備事業の工事が完了した。 同事業が進められた区域は、東7号から東8号道路と13線から15線道路に囲まれた地区の一部で、面積は39ha。 以前は農業で発展してきたが、名寄市の中心街に隣接し、市立総合病院などの公共施設にも近いなど、生活条件には恵まれた区域にもかかわらず、地域内を天塩川の旧河道が蛇行していたことなどから整備が遅れていた。 1979年(昭和54年)6月に名寄市豊栄土地区画整理組合を設立し、区画整備工事をスタート。18億4700万円を投入し、宅地造成をはじめ、街路整備や公園整備、水道新設を行い、1986年(昭和61年)3月までに完了した。
(記者からの一言)
当時としては立地条件や整備状況から、市内でも一級の住宅地となった。現在も閑静な住宅街であり、市民が住まいを構えているが、近年は高齢化もあるため、転出後に家屋を解体し、空き地も出ている。
名寄新聞1986年9月8日、21日付掲載 Web掲載日2022年9月8日
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