美深町新生自治会が社会参加ポイント事業スタート

【美深町】

美深町新生自治会（越智茂信会長、282世帯585人）では、本年度から「自治会活動活性化・社会参加活動ポイント事業」をスタートする。 自治会行事や町のイベントなどに参加するとポイント化され、ポイントを貯めると商品券が贈られるというもので、越智会長は「外に出て、地域参加、社会参加につなげるきっかけにしたい」と語る。

各自治会では、高齢化が進み、活動が減っているとともに、役員の担い手も少なくなっている。さらに、最近はコロナ禍で住民が集まる機会も減り、活動の衰退に拍車がかかって、活動自体も危うくなりかねない状況となっている。

そこで、新生自治会では、外に出て、自治会活動や町のイベント、サークル、趣味の会に積極的に参加していくことを目標に、昨年の総会で「自治会活動活性化・社会参加活動ポイント事業」を提案。内容の検討を重ね、今年4月24日の総会（45人参加）で承認され、スタートすることになった。内容としては、18歳以上の住民を対象に、4月から翌年3月までの年度区切りの1年間で、自治会行事や町のイベント、サークル、趣味の会などに参加するとポイント化され、ポイントを貯めると商品券を贈呈する。

ポイントは例えば、自治会総会、あんどん行列、町民運動会、新生まつり、まちづくり懇談会、自治会新年会に参加するとそれぞれ10点。春季クリーン作戦、秋季クリーン作戦、町セット健診・特定健診は8点。自治会敬老会、全町ミニバレーボール大会、ソフトボール大会、自治会対抗パークゴルフ大会は6点。いきいきサロン（5回以上）、フロアカーリング（同）、新生ミニバレー（同）、太鼓愛好会（3回以上）、新生パークゴルフクラブ（同）は4点。