【美深町】
JA北海道厚生連・美深厚生病院(川合重久院長)では、本年度から人間ドック受診者の昼食として「チョウザメ弁当」を提供。美深町産のチョウザメの魚肉を使ったムニエルを主菜としており、癖もなく、食べやすさで好評を得ている。
同病院では2021年度、年4回の「地産地消献立」として、入院患者などの給食に初めてチョウザメを使用。魚肉をフライなどにして提供したところ、好評だったことから、さらに活用することになった。
美深町産のチョウザメは新鮮で栄養素に富み、おいしい食材でありながら、町民でもなかなか食べる機会がないため、その魅力を人間ドックを通して知ってもらうことで、美深のチョウザメ産業の発展と住民の健康づくりに貢献できれば―と考え、22年度は人間ドック受診者の昼食に採用した。
同病院栄養科の管理栄養士、古屋誠司さんと、厚生連の病院給食を受託している株式会社日総の栄養士、北沢夕子さんがメニュー作りに携わっており、古屋さんは「地元食材の新鮮さで、その日のうちにチョウザメを届けていただいている。栄養素もタンパク質、ビタミンDが豊富で、脂肪類は低脂質かつ良質。美深に住んでいても食べる機会が少ないので、提供してみようと思った」と話す。
チョウザメは、びふか温泉(渡邊英行支配人)から仕入れており、5月から人間ドック受診者の昼食として「チョウザメ弁当」の提供を開始。午前中の検査終了後に提供され、9月14日までに34人が味わっている。
人間ドックは平日の毎日実施しており、1日の定員は2人。年間平均で80人から100人ほどが受けているとのこと。
美深町産のチョウザメの魚肉を使い、ムニエルにして主菜として盛り付けている。受診者のアンケートでは「初めて食べたが、癖もなく食べやすい」「来年もチョウザメを食べてみたい」などの意見が寄せられ、好評を得ている。
チョウザメの食感は鶏肉と似ており、かみ切りやすく、あっさりとした味わい。三枚おろしにしても骨がほとんど残らないため食べやすく、病院給食の食材に向いている。
また、ムニエルにすることでスピーディーに調理でき、油との相性が良いことも決め手となった。
古屋さんは「チョウザメ弁当を通して、人間ドックを受診される方が少しでも増え、皆さんの健康増進につながれば」と語る。
渡邊支配人は「厚生病院で使っていただけるようなチョウザメを提供することができたが、今後は地元でもっと卸せるようにしながら、本物の産業にしていきたい」と意気込んでいる。
なお、本年度中は「チョウザメ弁当」として提供し、来年度以降はアレンジすることも検討している。
道北の求人情報
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
1級土木技術者
300,000円〜400,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
2級土木技術者
250,000円〜330,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(1級資格保持者)
300,000円〜380,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(2級資格保持者)
240,000円〜330,000円
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
大沼左官工業 株式会社
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
変形労働時間制
左官工
168,000円〜306,600円
名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る