全道予選で活躍して全国へ 佐々木さん準優勝 駒津君3位入賞 名寄ソフトテニス少年団 加藤市長に大会結果を報告
【名寄】
名寄ピヤシリソフトテニス少年団(今尚文団長)の佐々木歩美さん(南小学校5年)と駒津力柊君(下川小学校6年)が、全日本小学生ソフトテニス選手権大会北海道予選会で入賞。8月に兵庫県で開催の全国大会出場を決めた。2人は26日午後3時40分に市役所名寄庁舎を訪れ、加藤剛士市長に喜びを報告した。
佐々木さんは、江別市にある大麻少年団の大塚しほりさん(5年)とのペアで出場。全道各地から集まった47ペアが15ブロック(1ブロック3、4ペア)の予選を行い、成績上位の8ペアが総当たりの決勝リーグで全国大会の出場権(上位4ペア)を争った。
佐々木・大塚ペアは3ペア総当たりの予選ブロックを2戦全勝で通過し、決勝リーグへ進出。6年生ペアが多い厳しい戦いだったが、実力を発揮して6勝1敗の好成績を収め、見事準優勝に輝いた。
駒津君は、和寒少年団の須賀心護君(6年)と出場。男子は34ペアが11ブロック(1ブロック3、4ペア)の予選を行い、女子と同じく上位8ペアが決勝リーグで対戦。上位4ペアが枠となる全国大会の出場権をかけて戦った。
駒津・須賀ペアも3ペア総当たりの予選ブロックを2戦全勝で通過。決勝リーグでは、準優勝は逃したものの、5勝2敗の成績で3位入賞となり、全国大会出場を決めた。
名寄庁舎を訪れた佐々木さんは全道予選で「『勝ちたい』という気持ちを強く持ち、ベスト4を目標に一生懸命に戦うことができた」と振り返り、全国大会に向けて「出場する選手は6年生が多いと思うが、負けないよう頑張りたい」と意気込みを語った。
駒津君は「小学校最後の大会で、全国大会に出場する気持ちを強く持って臨み、ライバルペアに粘って勝つこともできた」と全道を振り返り、「中学生の兄のように日本一になれるよう頑張りたい」と力強く抱負を述べた。
報告を受けた加藤市長は「全国大会出場おめでとう」と健闘をたたえ、「素晴らしい成績であり、名寄の少年団が活躍することは地域にとってもうれしいこと。全国大会でも頑張ってほしい」と激励した。
佐々木さんと駒津君は今後、北海道選手団として強化合宿に参加して技術を磨くとともに、7月に東北研修大会(青森県)と東日本大会(宮城県)に出場して、8月の全日本選手権向けてレベルアップを図る。
名寄新聞2023年5月28日 掲載 Web掲載日2023年6月5日
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