【名寄市】
伝統の風連獅子舞が、6日午後2時から下多寄神社で奉納された。コロナ禍で中断され3年ぶりの実施。一段と熱がこもり息の合った勇壮な舞を披露、集まった地域の人たちから盛んな拍手を受けていた。
風連獅子舞保存会(会長・山口裕司さん)による風連獅子舞は、1908年(明治41年)から毎年欠かさず100年以上、奉納されてきた。田園地帯である下多寄地区の多くは、富山県からの入植者たち。獅子舞も富山県ゆかりの伝統を引き継いだもの。現在、名寄市無形文化財の指定を受けている。
2020年、21年は新型コロナ感染症拡大で中断を余儀なくされた。だが、獅子舞に寄せる思いは、中断でますます強まり、「コロナ禍は厳しいが、今年こそ何としても伝統の舞を」と同保存会、地域の人たちが一体となった。
獅子舞の担い手は、同地区の小学1年から中学3年までの児童生徒と地域の「若連中」合わせて25人。旧下多寄小学校体育館で毎日午後7時から2時間の猛練習。「メンバーが一人でもコロナにかかったらその時点で中止」と、厳しい汗だくの練習も全員マスクを外さなかった。
下多寄神社祭本祭りのこの日は、快晴に恵まれた。笛、かね、太鼓のはやしに合わせ、伝統の演目「祇園ばやし」「吉崎」「京振り」「七五三」「獅子殺し」「鞍馬天狗」の舞を堂々と披露。訪れた大勢の人たちも3年ぶりの舞を堪能した。
この日、地区児童が通う風連中央小の遠足日。学校行事を優先させ、児童は獅子舞に参加せず獅子捕りは男子中学生のみ。「きょう参加できなかった児童たちも、しっかり舞を身に付けた。伝統は確実に地域に根付いている」と山口会長は晴れやかな表情を見せた。
獅子舞に先立ち午後1時から同神社で本祭りの神事が行われた。神官の祝詞の後、女子中学生2人による浦安の舞を奉納。一同で豊穣の秋に感謝、地域発展などを祈願した。
名寄新聞9月8日付掲載 Web掲載日9月12日
道北の求人情報
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
1級土木技術者
300,000円〜400,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
2級土木技術者
250,000円〜330,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(1級資格保持者)
300,000円〜380,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(2級資格保持者)
240,000円〜330,000円
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
大沼左官工業 株式会社
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
変形労働時間制
左官工
168,000円〜306,600円
名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る