馬に乗って町で買い物
愛馬ハナを飼い始めて5年目、2019年になるとハナに乗ってまちなかで買い物することが増えてきた。これはそんな同年の夏のお話である。
愛馬ハナ(ドサンコ)を時々、下川町内の自宅の庭へ乗馬で連れて来ている。先日連れてきたときは、わが家の米がなくなりそうだったので、ハナに乗って町内の商店へ買い物に出掛けた。
ハナを商店前の電信柱に紐(リード)でつなぎ、購入した米10kgをリュックサックに入れて背負い、再びハナに乗って自宅へ帰った。
しかし、米を背負いながらの乗馬は、自身への負担が大きい。ハナは250kg以上の荷物を背負って運べるドサンコなので、本来はハナに背負ってもらうべきだったのだが「自分が米を背負って、乗馬で走って帰る方が早い」という横着な作戦だった。
結局は、自分の体への負担が大きくて走る余裕はない。道中、地域の方々に声を掛けていただきながら、地道に乗馬で歩いて自宅へと到着した。
見に来ていた小学生が驚きの表情と笑みを浮かべながら「馬で買い物してきたの?そんな人いる?やばいっ!」と話し、その様子にこっちも笑った。
馬のいる日常を、少しずつ取り戻していきたい。
<今回は名寄新聞の2019年7月28日付掲載記事を基に再構成しました>
馬に関する思い出を募集します。ちょっとした出来事でも歓迎します。氏名、住所、年齢、連絡先、馬との思い出などをご記入の上、メール(komine@nayoro-np.com)でお寄せください。読者の皆さんと馬の魅力を振り返ることができたら幸いです。
(筆者・下川支局の小峰が馬を飼う理由、この連載の趣旨についてはこちら)
https://dohoku.net/09e42b5952b546bcb07c6a48bda01c7b
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