郷土の防災へ精進誓う、下川消防100周年の節目祝う
【下川】
下川消防創立100周年記念の演習と式典が、2日午後2時から町内で行われ、青空の下、一斉放水や分列行進を披露した。
下川消防は、1922年(大正11年)6月に公設消防組「下川消防組」を組織してスタートした。29年に「一の橋私設消防組」を配置。48年に消防組織法に基づき自治体消防となり、71年10月に消防組織の広域化によって上川北部消防事務組合が設立された。4分団制の時期もあったが、同年に上名寄、83年に下川鉱山の分団を廃止し、第1(下川)、第2(一の橋)の2分団制へ。90年には女性団員(10人)が誕生。94年には本分団を設置し3分団制になった。
続く分列行進では、副団長を先頭に各分団が隊列をつくって行進し、消防車も後に続いた。役場正面から出発し道路沿いを移動しながら、団長の立つ観閲台がある消防庁舎正面前を通り、消防庁舎裏まで回り込んだ。
引き続きバスターミナル合同センターで記念式典が行われた。署員、団員、来賓、式典をサポートした後援会などが出席し、来場者には、記念誌「下川消防100年のあゆみ」も配られた。
大会長の谷一之下川町長は式辞で、一致団結し歩んできた団員、署員と支えてきた家族、住民に敬意と感謝の気持ちを伝え、下川町で1956年に一の橋市街地、57年に下川市街地の大火、68年に国有林奥サンルの山火事が発生し、それらの困難を乗越え、消防の体制を築き上げてきたことを述べ、町民の生命と財産、安全で安心な生活を守るため、団員・署員への活躍に期待を込めた。
野崎政一下川消防団長は挨拶で、昭和の台風などの風水害や大規模火災を乗り越え、郷土愛を持って組織を強化してきた先人の功績をたたえ、敬意と感謝の気持ちを伝えた。記念演習の一斉放水で防火への決意を表したこと、地球温暖化で複雑化する自然災害に対応するため、訓練が重要であることを述べ「郷土の防災に全力を尽くす」と語った。
谷町長から元団長・元副団長・元分団長の10人に感謝状を贈呈。牛角輝男元団長、山本博隆元団長、苅谷勝利元団長、宮田由三元副団長、松岡孝幸元副団長、渡邊浩元副団長、佐藤敬三元分団長、前田和男元分団長、枡田俊勝元分団長、伊藤智裕元分団長に贈られ、牛角元団長が代表して受け取った。
上川北部消防事務組合管理者の加藤剛士名寄市長、近藤八郎下川町議会議長、宮下昌樹北海道消防協会上川地方支部名寄分会長も祝辞を寄せた。下川消防の歩みを写真で振り返る、スライド上映も行われた。
道北の求人情報
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
1級土木技術者
300,000円〜400,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
2級土木技術者
250,000円〜330,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(1級資格保持者)
300,000円〜380,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(2級資格保持者)
240,000円〜330,000円
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
大沼左官工業 株式会社
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
変形労働時間制
左官工
168,000円〜306,600円
名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る