名寄詩人協会 エンピツ供養や即興詩も 名寄公園で盛大に詩人祭開く
名寄詩人協会主催の第7回詩人祭が1963年(昭和38年)6月23日、名寄公園で開かれ、名寄や風連、下川などから同好者40人が集まって行われた。日ごろお世話になっている鉛筆やペン、原稿用紙を持ち寄り、「詩神」をまつる祭壇に供え、供養した。
記者からの一言
名寄市内では、かつて詩をたしなむ人たちが多く、個人や同好会で詩集を発刊するなど、活動が盛んだった。詩人協会の発足もその表れだった。
鉛筆やペン、原稿用紙の供養には時代を感じさせる。かつて文章は手書きで仕上げ、分からない漢字は辞書で調べていたが、1990年代にワープロ、2000年代からパソコンが普及している。文字はキーボードを打てば画面に表示され、分からない漢字も、ひらがなを変換すれば出てくる。携帯電話(スマートフォン)も同様のことである。
「漢字が書けない」という現象は電子機器に頼り切っていることも考えられ、あらためて手書きの大切さを感じる。
Web掲載日2023年6月15日
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