【名寄市】春を告げる風物詩 長旅の疲れを癒す
名寄市内郊外では、春の使者「ハクチョウ(白鳥)」が舞い降りている。気温が上昇し雪解けも徐々に進んでいる中、長旅の疲れを癒しながら羽を休めている一方、大空を力強く羽ばたいて北へ向かう群れの姿も見られている。
ハクチョウは、カモ目カモ科ハクチョウ属の鳥の総称。ガン・カモ類の中では体が最も大きく、首が長い。空を飛ぶ鳥では最大級の重量といわれ、全長は1mから1.7mほど。7種が存在する。
アジアやシベリア、ヨーロッパなどに生息するオオハクチョウ、コハクチョウ、コブハクチョウ、北アメリカのアメリカハクチョウ、ナキハクチョウは全身が白色。南アメリカのクロエリハクチョウは首のみが黒色、オーストラリアのコクチョウは全身黒色で、風切羽(かざきりばね)が白色になっている。
沼地に雄と雌のつがいで繁殖しており、広い縄張りを持っているが、南半球では外敵や他の鳥類の干渉が少ないためか、コクチョウはコロニー(群れ)を持ち、クロエリハクチョウも雄が巣を防衛している。
北半球では渡り鳥となっており、日本にはオオハクチョウとコハクチョウが晩秋から初冬にかけて渡来。北海道や本州の湖沼、河川などで越冬し、春にシベリア方面へ飛び立っている。
ハクチョウは大人しいイメージがあるが、子育て中の野生の個体は警戒心が強く、ひなを捕まえようとした人間に襲いかかった事例も報告されている。国内でもなじみ深い渡り鳥で、青森県と島根県はハクチョウを県鳥に指定している。
また、青森県東津軽郡平内町の浅所海岸のハクチョウは国の特別天然記念物に指定。新潟県阿賀野市の瓢湖はハクチョウの飛来によってラムサール条約に登録されている。
純白なハクチョウの飛来は、春の到来を告げる風物詩にもなっており、名寄にはオオハクチョウとコハクチョウが舞い降りている。
春の陽気で雪解けが進み、水たまりとなっている水田などでハクチョウが降り立っており、落ち穂をついばみながら羽を休ませている。
大きな羽を広げて優雅な姿を見せたり、大空を力強く羽ばたいて北へ向かっていく姿など、道行く人たちの目を引き付けている。
名寄新聞4月13日付掲載 Web掲載日4月18日
道北の求人情報
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
1級土木技術者
300,000円〜400,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
2級土木技術者
250,000円〜330,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(1級資格保持者)
300,000円〜380,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(2級資格保持者)
240,000円〜330,000円
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
大沼左官工業 株式会社
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
変形労働時間制
左官工
168,000円〜306,600円
名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る