1970年12月26日 掲載 チクロ大量処分 不当販売で摘発 3千個がゴミと化す
1970年(昭和45年)12月25日、名寄市砺波14線のゴミ捨て場で大量のチクロ食品が処分された。
名寄保健所管内の名寄、風連、下川から違反食品として摘発したもので、この日だけで3千点以上の缶詰などを処分した。
Web掲載日2022年12月29日
(記者からの一言)
チクロは人工甘味料の一つで、甘さは砂糖の数十倍といわれる。
人体にとって発がん性や催奇性などがあるため、日本では1970年から使用禁止された。
人工甘味料は他にサッカリン、ズルチンなどがあったが、人体に有害なため、現在は使用禁止されている。
当時は食品添加物の規制は少なく、健康被害も発生していた。
「食の安全」がクローズアップされるようになったのは、それから20年以上先のことである。
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