楽しい雪原乗馬シーズン
これは2018~2019年の冬シーズンの話である。
このシーズン、筆者が飼う愛馬ハナ(ドサンコ)との雪上運動が本格化したのは、2018年11月22日。筆者を乗せたハナが、スボスボと雪を踏みしめ、雪原となった牧草地で息を切らせながら走り回る。運動している間に筆者の体までポカポカで、氷点下でも汗が出ることもある。
マイナス20度以下になると、ハナは元気モリモリ、筆者は厳寒に耐えての運動。加速したときは時速20Km以上となり、体感温度はさらに下がる。手足や耳が痛く、まつげや鼻毛も凍る。
このシーズンの雪は降って解けての繰り返しで、積雪量はしばらく、例年と比べ少なめに推移。ハナは牧草地に放牧し続け、積雪シーズン用の厩舎付き放牧地へ移したのは12月30日。年が明けても乾燥草に依存せず、移動した放牧地の雪を脚で掘り、草をはんでいた。
年末年始も含め、毎日のように雪原での乗馬を楽しんだが、1月18日にまとまった雪が積もった。その日は3時間以上かけて、ハナの放牧地、ブラッシングなどの手入れ場、走らせるための運動場の除雪を行った。
それ以降、限られた空間で除雪をしながら、調馬索運動(自分の周りを指示通りに走らせる運動)や乗馬でハナの調教を重ね、時々、希望する方へ乗馬体験も提供している。
「雪が解けたら再び、ハナとさまざまなところへ出かけ、冒険と触れ合いを楽しみたい」との思いを込めながら、雪の季節は雪の季節を楽しみたい。
<今回は名寄新聞の2019年1月28日付掲載記事を基に再構成しました>
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(筆者・下川支局の小峰が馬を飼う理由、この連載の趣旨についてはこちら)
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