浜頓別町・クッチャロ湖湖水まつり 丸太渡りに歓声 花火が湖面を鮮やかに
【浜頓別】
第57回クッチャロ湖湖水まつり(実行委主催)は8日、同湖畔で盛大に開催。4年振りに復活した、まちの一大イベントに大勢の町民や観光客などが来場。子どもから大人までが飲んで・食べて大賑わい。お笑いコンビ・オクラホマの藤尾仁志さんも丸太渡りレースに参戦し、実況としても会場を盛り上げた。フィナーレは色鮮やかな花火で夜の湖を美しく照らした。
イベント復活を祝福するかのような好天。浜頓別太鼓・響と中川町郷土芸能・誉平太鼓保存会による演奏でオープニング。ステージではクレヨンしんちゃんのバラエティショーで子ども達が大喜び。作品にまつわるクイズ大会も行われ、写真撮影の順番を待つ人で列ができた。
飲食ブースでは町内飲食店などが様々なメニューを提供。昼頃になると長蛇の列。随時行われた抽選会では大きいスイカを狙う人達で一喜一憂。
複数の丸太を繋ぎ、30㍍を渡り切るタイムを競う目玉の水上丸太渡りレースは、小学生から大人までが挑戦。ほとんどの挑戦者が1本目の丸太を渡ったあとに足を滑らせたり、揺れる足元でバランスを崩し落水するなど様々。2本目の丸太を突破すると会場もどよめいたが、難易度の高さから完走者はゼロ。小中学生の部で札幌市の中学3年、森あおねさんが最高の20・6㍍、一般の部では東京都の中川美帆さん(23)が10・4㍍で優勝した。
夕方からは町内のバンド・CECIL、歌うお坊さんでお馴染みの加藤煕章さんが演奏や美声を披露。最後に花火が夜空、湖面を美しく照らした。
(川村竜也)
Web掲載日2023年7月15日
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