消費者米価の大幅引き上げなどが導火線となり、このところ、青果、そ菜類などの副食費の値上がりが続いている。 医療費の大幅アップの跳ね返りで、市が支払う生活扶助費や医療扶助費は今後とも膨れ上がる見込みにある。 水道事業は配水本管を大幅に延長するなど、給水戸数も大幅に伸びているが、オイルショック以来の各種資材の値上がりや人件費の増加が響いて、台所は予想外に苦しい。
(記者からの一言)
現在は円安やウクライナ侵攻などが影響し、あらゆる物の価格が上昇しているが、48年前の1974年(昭和49年)も物価上昇に苦しんでいた。 当時は前年の1973年(昭和48年)の第1次オイルショックが影響していたもので、消費が低迷した他、テレビの深夜放送の中止、ガソリンスタンドの日曜日休業など、さまざまな方面で自粛があった。 ただ、賃上げも進んでいたため、現在の賃下げまたは横ばいとは異なる生活環境であった。
名寄新聞1974年9月21日・27日・29日付掲載 Web掲載日2022年9月22日
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