美深町小中学校音楽発表会 心を込めて歌い演奏 3年ぶりにメロディー響く
【美深町】
美深町小中学校音楽発表会が、27日午後1時半から町文化会館COM100で開かれ、児童生徒たちが楽器演奏や合唱を披露した。
美深町教育研究会（会長・豊田央美深小学校長）が主催。
例年、美深町民文化祭と連携して開催しているが、コロナ禍で2020年と昨年は中止となり、今年が3年ぶりの開催となった。
コロナ感染防止対策として、児童生徒のみの参加とし、保護者や地域住民の来場は見合わせた。
開会で豊田会長は「各校の皆さんが集まったと言いたいところですが、仁宇布小中学校がコロナの影響で来られなくなってしまいました。コロナ感染拡大で中止になっていたイベントが今年は実施し、音楽発表会も3年ぶりに開催できたことを喜び合いたいです。今日は他の学年、学校の歌声や演奏を聴いて、最後まで楽しんでください」。
草野孝治町教育長は「コロナ対策のため、練習は苦労したと思います。多くの皆さんが音楽を通して交流を深めながら、練習成果を発揮してください」と挨拶した。
オープニングで、幼児センターぞう組（年長組）が「大きな古時計」を合唱、美深高校がトーンチャイムで「星に願いを」を演奏した。
美深小学校は、1年生が合唱「未来に向かって夢いっぱい」、2年生が鍵盤ハーモニカ演奏「かえるの合唱」など、3年生がリコーダー演奏「にじいろの風船」など、4年生がリコーダー演奏「もののけ姫」など、5年生が合唱「翼をください」、6年生が合唱「花は咲く」。
美深中学校は、合唱で1年生が「旅立ちの時～Asian Dream Song～」、2年生が「空も飛べるはず」、3年生が「大切なもの」を披露した。
児童生徒たちはそれぞれ練習成果を発揮し、心を込めながら歌って演奏。ステージで3年ぶりにメロディーを響かせ、温かい拍手が送られていた。
名寄新聞2022年10月30日付掲載 Web掲載日2022年10月31日
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