神田日勝記念美術館主催の第28回馬の絵作品展で、最高賞の文部科学大臣賞に次ぐ北海道知事賞に、苫前中学校3年の岩崎志音さん(14)、鹿追町長賞に古丹別中学校3年の池田倖さん(15)がそれぞれ入賞。また、佳作には苫前中3年の天谷瞭介君(14)、宮前英煌君(15)、古丹別中3年の大西遥斗君(15)、杉本優希乃さん(14)が選ばれた。
作品展には全国の小、中学校から570点の応募があり、文部科学大臣賞や北海道知事賞などの特別賞に13点が入賞。32点が入選、45点が佳作に選ばれた。
6人の作品はいずれも、両校などで美術を教えている梅原賢伸教諭の撮影写真から選んだ1枚を基に、美術の授業の中で、4月から7月までの4カ月間を掛けて製作した水彩画。同作品展への出品は初めて。
岩崎さんの作品は、青空と木々をバックに2頭の馬が寄り添う構図。「馬の筋肉を表現したくて、デッサンに時間を掛けた。2頭の少しだけ違う毛色を塗り分けるのにも苦労した」と岩崎さん。入賞については「上から2番目の大きな賞に選ばれてうれしい」とニッコリ。
梅原教諭は「左の馬の口元に残るニンジンなどが細かく描写され、雲の表現にも力を入れている。寄り添う2頭の関係性が伝わってくる作品」と評価する。
池田さんは、「手前の馬の毛が日光に当たって輝く様子を描きたかった」と、逆光でシルエットになった馬や草原を背景に、手前に馬がいる構図の写真をチョイス。
「光と陰、陰影に気を付け、絵に奥行きも出したかった」と振り返り、「初めての出品で良い賞を受けられて、頑張って良かったと思う」と、入賞を喜ぶ。
梅原教諭は、作品について「毛並み、毛の一本一本、後ろの馬との遠近感をうまく塗り分けている。丁寧に時間を掛けて描いたのが分かる作品」と話す。
また、天谷君は「佳作に選ばれてびっくり。絵を描く楽しさを知れた」、宮前君は「自分が思うよりうまく描けなかったけど、選ばれて良かった」、大西君は「絵はあまり得意ではないけど、佳作に選ばれたのは梅原先生のおかげ」、杉本さんは「自分で構図を選んぶのは初めてだったので、楽しんで描けた」とそれぞれ話していた。
6人の作品は、11月12日から20日までの期間、根室管内中標津町の根室中標津空港と、道立ゆめの森公園で開かれる巡回展に出品される。
岩崎さんと池田さんの作品は、来年1月14日から28日までの期間、帯広市のおびしんふれあいギャラリーで開かれる巡回展でも展示される。
道北の求人情報
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
1級土木技術者
300,000円〜400,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
2級土木技術者
250,000円〜330,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(1級資格保持者)
300,000円〜380,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(2級資格保持者)
240,000円〜330,000円
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
大沼左官工業 株式会社
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
変形労働時間制
左官工
168,000円〜306,600円
名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る