中西さん、椿さん、山本姉妹が優勝 名寄孝蓮会 民謡道北地区で健闘 5人が全道大会へ 過去最高の結果に喜ぶ
【名寄】
名寄孝蓮会(伊藤まさ子代表、生徒10人)に通う幼児から高校生までの生徒たちが、14日にエンレイホールで開催された民謡道北地区大会で優勝、入賞するなどして健闘した。4人が優勝、1人が準優勝し、同会としては過去最高の結果で、この5人は全道大会出場も決め、関係者を喜ばせている。
大会は北海道民謡連盟道北地区民謡連合会(若槻五郎会長)の主催。和寒以北稚内をエリアとした道北地区の大会で、8月5日に北広島市で開催される全道民謡決勝大会の予選も兼ねている。
孝蓮会からは、幼年の部(幼児から小学4年生、13人出場、全道出場枠上位4人)に5人、少年少女の部(小学5年生から中学生、9人出場、同2人)に3人、幼少年江差追分の部(幼児から中学生、1人出場、同1人)に1人、江差追分の部(高校生から65歳以下、1人出場、同1人)に1人が出場した。
幼年の部で見事優勝した中西雅さん(美深小4年)は「地区大会では間違えずに唄えた」と納得した発表ができたとし、初めての出場となる全道大会に向けて「間違えずに楽しく唄いたい」。準優勝した赤尾茉莉さん(名寄南小3年)は「予選はうまく唄うことができた」と振り返り、同じく初出場となる全道大会の目標で「予選よりもうまく唄えるように頑張りたい」。
少年少女の部では中学生も出場する中、山本悠愛さん(名寄西小5年)が実力を発揮して優勝を飾った。全道大会は小学1年と4年のときに出場して両方とも5位だったとのことで、「4年生のときは悔しかった思いがあるので、今回は中学生も出場するけど1位目指して練習したい」。
幼少年江差追分の部は山本蒼依さん(同3年)1人が出場。蒼依さんは昨年の全道大会幼年の部で優勝しており、今年は同部で出場できないため、幼少年江差追分の部に出場し、「予選は少し緊張したけど、間違えずに唄えた。全道では、もみを柔らかく唄えるよう頑張りたい」。
江差追分の部も椿凜々(下川商業高校1年)1人が出場。中学3年のときに少年少女の部、小学6年と中学3年のときに幼少年江差追分の部で全道大会に出場し、両部で入賞経験があり、「予選は納得いく発表ができなかった」と振り返り、大人のカテゴリーで初めて出場する全道大会に向けて「入賞目指して頑張りたい」と抱負を語った。
孝蓮会は毎週金曜日の午後6時半から8時まで総合福祉センターで例会を開催して練習しており、伊藤代表は「興味、関心のある人は気軽に見学していただきたい」と話している。
名寄新聞2023年5月22日 掲載 Web掲載日2023年5月22日
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