美深 プレーの基礎と技術磨く　日ハムＯＢ招き少年野球教室

北海道日本ハムファイターズ美深後援会（奥村昭夫会長）主催の少年野球教室が、5月14日正午から美深町営球場で開かれ、子どもたちが日ハムＯＢからプレーの基礎を学ぶとともに技術を磨いた。

同教室は、北海道日本ハムファイターズベースボールアカデミーのコーチを講師に招いて毎年開催。コロナ禍で2020年から22年まで中止していたため、今年が4年ぶりの開催となった。

小学生（美深野球スポーツ少年団員）10人、中学生（美深中学校野球部員）13人が参加。講師は同アカデミーコーチの市川卓さん、吉田侑樹さんが務めた。

市川さんは1986年、三重県出身。2005年にファイターズ入団、12年に現役引退。吉田さんは1994年、大阪府出身。2016年ファイターズ入団、20年に現役引退。2人とも引退後、同アカデミーのコーチを務めており、子どもたちに野球の楽しさを伝えている。

教室では、プレーの基礎をあらためて指導し、走塁でベースの踏み方などを分かりやすく実演した。

また、ボールの握り方と投げ方を伝えながらキャッチボールを行い、子どもたちは早速実践していた。

一つ一つの基本の積み重ねが上達への近道になることを伝え、身に付けながら技量を上げていた。