名寄・下川・美深の飼い馬現状
下川町に馬のある暮らしを残し、つないでいきたい-。そんな思いで筆者は7年前に和種馬を飼い始めたのだが、その間にも町内の頭数は減り、今ではばん馬の姿が消えた。一方で、ハナを飼い続ける中、「馬仲間」が増えつつある。以下は2019年にまとめた現状を紹介する。
2019年の時点で、下川町内の飼い馬は筆者の馬1頭を含め、合計で3戸5頭以下になってしまった。
では、本紙管内(名寄・美深・下川)の馬の現状はどのように推移しているのか。各自治体に調べてもらった。最も多いのは美深町でばん馬など重種馬が中心。名寄市ではポニー(小型馬)が多いことが分かった。
自治体別にみると、名寄市は最盛期に1800頭以上いたらしいが、10年前の2009年には6戸52頭(ポニー29頭、重馬22頭、サラブレッドなどの軽種1頭)。じわじわと数を減らし、昨年の18年には4戸64頭(ポニー49頭、重馬15頭)になった。
美深町は48年前の昭和46年には579戸で588頭いたが、10年前には8戸78頭まで減少。その後、飼育戸数は8戸をキープし、頭数は逆に増加。昨年は98頭(重種6戸95頭、ポニー2戸3頭)になった。
下川町は54年前の昭和40年に635頭もいた。だが、10年前には6戸18頭に減少。さらにその後も減少は続き、昨年も前年に比べ1頭1戸減の3戸5頭(重種1頭、ポニー3頭、和種1頭)になった。
北海道らしい、心豊かな暮らしと、馬の文化は切り離せないことと感じており、「温故知新」(昔の事柄を調べて考え、新たな道理や知識を見出すこと)で、馬文化が受け継がれることを願う。最新の状況はまたの機会に紹介したいと思う。
<今回は2019年3月10日付名寄新聞掲載の記事を基に再構成しました>
道北の求人情報
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
1級土木技術者
300,000円〜400,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
2級土木技術者
250,000円〜330,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(1級資格保持者)
300,000円〜380,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(2級資格保持者)
240,000円〜330,000円
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
大沼左官工業 株式会社
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
変形労働時間制
左官工
168,000円〜306,600円
名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る