墨絵詩書家 小林白炎さん、ル・サロン6年連続8回目入選
【美深・名寄】
美深町生まれ、旭川市在住の墨絵詩書家、ル・サロン会員の小林白炎(本名・裕幸)さん(52)は、フランスの国際公募美術展「ル・サロン」で6年連続8回目の入選となった。今回は「オジロワシ―未来への旅立ち」を出展。羽ばたくオジロワシを描いており「墨絵を描いている方は少なく、旅立つように後世へつないでいくことができれば」と作品に込めた思いを語る。
小林さんは1969年(昭和44年)11月24日、美深町生まれ。名寄高校卒業後、名寄駅前や風連など上川管内の郵便局で勤務。幾寅郵便局(南富良野町)の局長だった2009年、気軽に訪れやすい窓口を―と特技の毛筆を生かし、墨絵詩書を始めた。12年2月、郵便局を退職し、墨絵詩書家として創作活動を本格化。18年5月、ル・サロン会員に推挙された。
今回の「ル・サロン」には「オジロワシ―未来への旅立ち」を出展し、6年連続8回目の入選となった。
6年前に描いた作品で、制作期間は3カ月に及んだ。翼を大きく羽ばたかせたオジロワシを描いており、作品に込めた思いで「墨絵を描いている方は少なく、旅立つように後世へつないで、発信していけるような方が生まれれば。墨絵教室には幼児の時から参加している方もおり、若いうちから世界にも挑戦してほしい」と語る。
今回の作品は、15年の「サロン・ドトーヌ」入選の「フクロウ―開眼」、16年の「ル・サロン」入選の「鷹―Dreamer」との3部作となっており、「竜など神秘的な作品が多かったが、実際の動物として北海道の猛禽類を描き、北海道を広く知っていただければ」と趣向を話す。
3点とも入選したことで「これらの三つでより生きてくる」と力を込める。
また、今年4月23日に斜里町ウトロで発生した観光遊覧船事故の影響で、地元が意気消沈していることを聞き「道東や知床に生息するオジロワシ、タカ、フクロウを描いた作品が入選することで、元気づけられる展覧会を開催できれば」と語っている。
ル・サロン会員として、今回の入選に安堵しているとともに「丸1年、構図が浮かばず描けていなかった。最近は2点をかなりの勢いで仕上げている」と明かす。
今後で「常日ごろ前へ、前へ作品づくりを進めている。今後はサロン・ドトーヌ、ル・サロンとも10回連続入選を目指して頑張りたい。次はサロン・ドトーヌの会員にもなりたい。そのためにも作品の質はさらに上を目指さないといけない」と話す。
現在、北鎮記念館(旭川市春光町)で10月10日まで個展を開催。10月27日にはふうれん地域交流センターで風連瑞生大学の公開講座として墨絵教室を開催する。
道北の求人情報
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
1級土木技術者
300,000円〜400,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
2級土木技術者
250,000円〜330,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(1級資格保持者)
300,000円〜380,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(2級資格保持者)
240,000円〜330,000円
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
大沼左官工業 株式会社
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
変形労働時間制
左官工
168,000円〜306,600円
名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る