【名寄市】
2022年度道北地区広域応援訓練研修会が、8、9の両日、市風連町を会場に開催され、上川、留萌、宗谷の消防本部職員が集結、ヘリコプターによる隊員投入訓練や遠距離放水訓練などを行い、隊員の知識や技能の向上を図るとともに、連携を深めた。
全国消防長会北海道支部道北地区協議会主催による研修会。北海道広域消防相互応援協定に基づくもので、道北11消防本部(上川北部、 旭川市、留萌、稚内地区、富良野広域連合、士別地方、増毛町、大雪、北留萌、南宗谷、利尻礼文)が持ち回りで開催。
上川北部消防事務組合管内での訓練研修会は、当初20年度に予定されていたが、新型コロナ感染症拡大防止のため中止を余儀なくされ、本年度の開催となった。
訓練研修会には隊員約80人、車両24台が参加。8日に風連B&G海洋センター駐車場で行われた結団式で、上川北部消防事務組合管理者の加藤剛士市長が「各地域で住民の生命財産を守るため、日々厳しい訓練や活動を展開されている皆さんに敬意を表したい。全国的に自然災害が頻発しており、上川北部地域でも8月11日に中川町で震度5強の地震に見舞われ、断水などの被害もあった。広域の隊員が一堂に会しての訓練は、大変意義のあるものと考える。素晴らしい訓練研修会となることを期待している」と激励した。
その後、参加者は市内風連町緑町の風連雪堆積場、市営風連球場サブグラウンドに移動。大規模林野火災の発生を想定し訓練を行った。
訓練は北海道防災航空室(札幌市東区)の協力で実施され、隊員6人が訪れた。隊員は同航空室について、防災ヘリは本年度から道警との共同運航体制となったこと。また、24時間運航体制が再開され、夜間は転院搬送のみ実施していることなどを説明。「昨年は新型コロナの影響で、こうした連携訓練は実施できなかった。互いに有意義な訓練となることを願う」と期待を込めた。
訓練は、被災者の救出などを目的に、ヘリコプターで救助隊員を現場に投入する隊員投入訓練を実施。各消防本部から選出された隊員11人が、ヘリコプターからのロープ降下を体験。
隊員を乗せたヘリコプターは上空約30mまで上昇し、空中浮揚。航空隊員のサポートを得ながらスムーズに降下していた。
遠距離放水訓練では、ポンプ車約10台をホースで連結して消防車に水を送り放水。放水銃から放たれる水は大きな弧を描き、大量の水を浴びせた。
この他、8日から9日にかけて同海洋センターを会場に宿営訓練も行われるなど、参加隊員たちは消防本部の垣根を越え、連携を深めていた。
名寄新聞9月10日付掲載 Web掲載日9月19日
道北の求人情報
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
1級土木技術者
300,000円〜400,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
2級土木技術者
250,000円〜330,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(1級資格保持者)
300,000円〜380,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(2級資格保持者)
240,000円〜330,000円
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
大沼左官工業 株式会社
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
変形労働時間制
左官工
168,000円〜306,600円
名寄警察署からのお知らせ
道北ネットとは道北ネットサービス利用規約お問合せ名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る