道議選 国、道、市のラインより強固に、中野秀敏氏の総決起大会
【名寄】
北海道議会議員選挙（31日告示、4月9日投開票）名寄市選挙区（定数1）に出馬を表明している自民党現職、中野秀敏氏（66）の総決起大会が、29日午後6時から紅花会館で開かれた。
総決起大会には支持者約100人が出席。
主催する「中野秀敏とふるさとを愛する会」の東野秀樹会長が「4期目に向けて、アフターコロナの道北地域の経済のスタートダッシュを切るためには、現在の体制が必要。現在のところ相手が見えない状況だが、後援会としてしっかり頑張っていきたい」と支援を呼び掛けた。
来賓の激励の言葉に続き中野氏は、農業基盤整備など若者に魅力ある１次産業の振興、道北地域の経済循環の形成などを進めたいとした他、高速道路整備や名寄の物流拠点化で、「札幌・稚内間の中間地点で、オホーツク側からのアクセス地点としても、希望を持って作り上げることができる」と強調。
JR北海道宗谷線の存続で、「函館・稚内間の鉄路は北海道の背骨。しっかり守っていく」などと決意を述べ、「国、北海道、名寄市のこのねじれのないラインを、より強固なものにしていくことが、私に与えられた仕事。道北地域のために頑張る決意」と支援の輪拡大を訴えた。
遊説隊長の遠藤貴広さんが「3期の実績、4期に向けての思いを、しっかり訴えていきたい」と決意。シュプレヒコールを上げ、中野氏の必勝を祈願した。
道議選は31日に告示されるが、現在のところ出馬を表明しているのは中野氏のみと対抗馬は見えていない状況で、無競争当選の公算が大きくなっている。