名寄市議会議員 当選者に聞く
【名寄】
①抱負②名寄市の目指すべき姿
①地方自治体は有権者が選ぶ「二元代表制」です。名寄市総合計画（第2次）後期基本計画の重点プロジェクトおよび基本目標（5項目）の着実な推進にあたって、しっかりとチェックして市の発展に寄与したいと思っています。
②健全な財政運営を基に、名寄市総合計画（第2次）後期基本計画の重点プロジェクトおよび基本目標（5項目）の着実な推進にあると思います。
①名寄の夢ある街づくりの第6章の挑戦は、「現場第一主義」を原点に市民の皆さまの声を聞き、子ども・高齢者・障がい者が安心して生活できる「健康と福祉の街☆なよろ」を目指します。いじめ、不登校のない子ども優先社会の実現で安全な教育環境をつくり、「子どもの未来が輝く街☆なよろ」を目指します。除雪対策、雇用対策、産業・文化・スポーツの振興に取り組み、「いきいき暮らせる街☆なよろ」を目指します。
②自治体は人口減少社会や少子高齢化社会に危機感を抱いています。名寄には、幼児教育から最北の公立大学があり、教育都市を目指し、質の高い充実した教育環境を進め、人材の育成強化を進めるべき。名寄市立総合病院が中核となり、医療の充実や福祉政策、地域ケアシステムの充実を進め、子どもや高齢者、障がい者が安心して住みたいまち、暮らしてよかった魅力ある医療と福祉の街づくりを進め、人口減少の抑制対策を進めるべき。
①議員生活20年間の中で、名寄市は大きく変わりました。名寄の隆盛を象徴していた王子マテリア名寄工場はなくなり、商店街をはじめシャッターを閉める店が続出している。また、1年間に多くの市民が名寄での生活に別れを告げている。今こそ、市民が一丸となって名寄の再興を目指さなければなりません。そして、このときこそ市民の皆さんに育てていただいた20年の経験を活かすときにあると決意しました。
②子どもからお年寄りまで、安心して暮らし続けられるまち。そのためには、除排雪をはじめとした住環境が整備されたまち、交通網の整備などの市民の足が確保されたまち、基幹産業である農業と消費者が連携したまち、子どもたちをはじめ学ぶ環境が整ったまち、安心して過ごせる医療環境が整ったまち、生活することに不安を感じることのない安心のまち、そして将来に禍根を残さない財政が確立しているまち―などを目指すべきと考えます。
①少子高齢・人口減少に端を発する地域課題が突きつけられています。だからこそ、日々の暮らしの中で「幸福」を感じることのできる絆が必要です。年代を超えて多くの人が関係をつなぐことができるようなコミュニケーションの場を創りたいと思います。名寄市で暮らすことに夢を描き、誰もが自由に語り合い政治に参画する。市民皆さんの声を受け止め全身全霊で、笑顔ひろがるまちづくりを目指します。
②少子高齢・人口減少の中にあっても、地域の特性を活かした活力ある暮らしの創造が重要です。世代を超えて人と人とが声をかけ、支え合えるコミュニケーションを横軸に、さまざまな施策による事業展開を縦軸に、地域の安全安心ネットを張り巡らす市民福祉の充実。未来を生み出す人材の育成に寄与する教育環境の充実。農業を中心とした地域産業の振興による経済的な活力の増強など、叡智の結集で進めるまちづくりを目指します。
①農業を始めて最初にお世話になった農協青年部を皮切りに、さまざまな任意団体の活動に参加してきた。そこで得た多くの仲間と学びには名寄という地域への感謝の気持ちでいっぱいだ。今後はその仲間と学びを自らの貴重な財産としてこの名寄に精いっぱい恩返ししたい。特にこの街で働く人たちを全力で応援する存在でありたい。
②二宮尊徳の言葉に「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」とある。高い行政サービスのためには健全で活発な経済活動の裏付けで成り立つものと考える。したがって農業をはじめとする経済界と行政が力強くタッグを組み、農業・大学・自衛隊・公立病院・雪など名寄ならではの資源で最大限活用し、北北海道の経済的ハブを目指す。
①今回は7回目の挑戦となります。将来を見据えたさまざまな課題にチャレンジしながら、これまでの経験を次代を担う議員の皆さんにお伝えできることはさせていただきたいと思います。前任期はコロナの影響もあり、市民の皆さんとの意見交換の場を持つことが少なかったですが、昨年から始めた町内会やさまざまな年齢層、団体などとの意見交換を行い、市民の意見を反映する仕組みを作りたいと思います。
②名寄市の発展と共に、他の自治体との連携を図り地域発展の核となることを目指します。上川以北の広域な医療圏の体制維持を視野に、その中核として名寄市立総合病院の医療提供体制の充実強化を目指します。人口減少を少しでも食い止めるため、特に王子跡地の企業誘致など雇用の場の確保を目指し、経済の振興を図ります。名寄市立大学の組織および教育の充実を図り、少子化にあっても選ばれ続ける大学を目指します。
①2期8年間市議会議員として市民皆さまの声をしっかりと受け止め、定例会ごとにそのときどきの課題について質問・提言を行ってきました。3期目の立起に当たり、初心を忘れることなく「市民とともに課題を探り」「市民とともに自治のあり方を考え」「市民とともに持続可能なまちづくり」に、継続を力に、しっかりと汗をかいていく決意であります。
②名寄市は、令和5年度より総合計画（第2次）後期基本計画がスタートします。中期計画期間の後半約3年間は新型コロナウイルス感染症の影響により市民生活や経済活動が大きな影響を受け、さらには王子マテリア名寄工場の跡地活動などの課題があります。今回から新たに追加された「生涯活躍」重点プロジェクトを含め、市民が本市で自分らしく生き生きとして活躍できる街づくりの施策を期待します。
①3期12年間多くの市民の皆さまのご指導と、さまざまなご縁をいただき活動をさせていただきました。4期目に向けて、あらためて初心に立ちかえり、「ふるさとに愛を 子供達（みらい）に夢を」をスローガンに、「未来に夢と希望の持てる魅力ある産業づくり」「子供達を育む地域独自の教育環境づくり」「地域への愛情を持ち住み続けられる暮らしづくり」を活動の柱として、子どもたちや若者が未来への夢と希望を持ち、高齢者が生きがいを持って暮らせる地域づくりのために全力を注いでまいります。
②まちづくりは人づくり、人こそがまちの貴重な財産です。人口減少が進む中においても、さまざまな分野で地域の将来を支える「人財」の育成に取り組むことが、持続可能なまちづくりにつながると確信しています。安心した産業の下に地域に人が定着し、そこで生まれた子どもたちが充実した教育環境の中で育ち、育った「人財」が地域の医療、福祉などの暮らしを支えながら産業をさらに発展させていくという、産業～教育～暮らしの中で人が育ち、輝き、支え合いながら活躍できるまちを目指します。
①農業と農村地区の持続的発展が初手かつ急務である。経済の衰退は地域コミュニティの減退と直結し、人口減少はより加速してしまう。現状の取り組みだけでは維持すら難しい、負のループに陥っている。若者世代の特権であるチャレンジ精神を励起し、基幹産業の農業の発展はもちろん、地域の特色を生かした新たな産業を興すことで、地域経済が成長する。家族を持ち、郷土愛を育む、勝利のループを目指したい。
②道北地域の中心都市であるべき。道北各市町村へのアクセス拠点として、人的交流や物流を促進することでスケールメリットを発揮し、他の市町村も地域の仲間と捉えて共存共栄の道を進むことが求められる。また、子育て世代への支援を重点的に行うことで、子どもたちが安心して成長出来る環境を整え、働く世代が意欲的に毎日の生活を送れるよう施策展開を行い、道北全体で人口の増加を目指すべきだと考えている。
①名寄で生まれ育ち、その後名寄を離れて関西方面で長く仕事をしました。半世紀ぶりに名寄に住み始めると、子どもの頃には何とも思わなかった名寄の環境のすばらしさを感じます。それと同時に名寄の良さを生かし切れていないもどかしさも感じます。道外での経験を生かし、外からの視点をもとに、子どもの頃に感じた活気を取り戻したいです。政党や団体に関係しない市民の立場から市政に関わります。
②道北地方の教育・医療の中心としての責任を重視し、名寄市立大学・名寄市立総合病院を核として、教育のまち、医療のまちとして周辺市町村と共に歩むことが必要です。交通の面では旭川から稚内への中継の位置にあって、JR宗谷本線の存続、利活用に中心的役割を果たすべきです。快適な環境、豊かな農産物を生かして、道外や海外に名寄の良さをアピールし、多くの人を集め活気あるまちにすべきです。
①誰もが住み続けることができるまちづくりビジョンを形成していくうえで、「市民が真ん中」に重きを置きながら、諸課題に対して実効性・実現性のある議論を重ねていく。公共インフラの更新整備と、市民生活のベースとなるセーフティーネットの拡充といった、「ハードとソフトのバランス」を取りながら、これからの名寄スタンダードを模索構築していく。すべての市民の尊厳と多様性を包摂できうるまちづくりを推進していくために、二元代表制の一翼をしっかりと担っていく。
②名寄市の憲法ともいえる「名寄市自治基本条例」の基本理念に基づき、総合計画（第2次）をはじめ、各計画や各施策を市民の協働によって推進していく。人口減少、少子高齢化と真摯に向き合い、将来ありたいまちの姿をデザインしながら「過疎から適疎」への持続可能性を模索し続ける。
①子ども・障がい者・高齢者・その家族が安心できる、思いやりのあるまちづくりをイメージし、「住みつづけたい まちに」をキャッチフレーズに、「名寄市と自衛隊のパイプ役・福祉の充実・名寄市の活性化」を目標に、4年間努めてまいりましたが、今後もその目標をさらに進展させるために、市民の皆さまの声をしっかり聞き、引き続き、全力で取り組んでまいります。
②本市において、人口減少・少子高齢化、議員のなり手不足など、さまざまな課題があり、「市民がわかりやすく・関心の持てる市政、市民と一体となった市政」を基本とし、市民から選ばれた代表者を含め、市の関係機関などは市民からの多くの声を聞き取り、その声を反映させた政策により、「地域共生社会の実現」に向けた「住みつづけたくなるまちづくり」を推進していくことが、現在の名寄市の目指すべき姿であると考えています。
①38年間のまちづくり計画や公共事業施策などの行政実務経験・知識を活かし、父母や祖父母が紡いできたこのまちの歴史を未来につなげていくため、地域の課題解決に向けて全力で取り組みます。
②人口減少と高齢化が進む中、にぎわいと活気あるまちづくりの実現を目指し、子育て環境の充実、経済の活性化、福祉の充実などの政策を具現化し、基幹である一次産業を発展させ、商工業の振興を図って道北の中心都市としてのかがやきを取り戻す。
①「このまちに住んでよかったと思えるまち、女性、高齢者や弱者に寄り添った安心が実感できるまちを皆さまとともに創ります」。9年前、市議会議員補欠選挙に挑戦した時の私の原点です。ピヤシリスキー場を経営する名寄振興公社の問題、3年が過ぎ、今なお続く新型コロナウイルス感染症、王子マテリア名寄工場の撤退や人口減少など、名寄のまちは不安でいっぱいです。今こそ私が頑張らなければならない！そのときです！最後の力を「安心・安全が実感できるまちづくり」に全力で！取り組みます！
②秀峰ピヤシリを望み、天塩川と名寄川の恵みに育まれた農業を基幹産業とし、美しい緑と樹氷きらめくわがふるさと。冬はマイナス30度、夏もプラス30度、この美しく厳しい自然に耐えながら先人たちは名寄の街をつくってきました。この自然と環境を観光や将来につなげ、安全で安心な名寄市を次の世代に残していきたいと思います。市民福祉常任委員会委員長として数々の課題を解決し、高齢者の健康寿命の延伸について、この4年間調査研究をまとめ、提言をしました。道北地域の中核都市として小さくてもキラリと光る名寄市を目指します。
①誰もが安心して暮らしていくための公共サービスの維持はもちろん、公共施設の老朽化、地域医療の確保など、さまざまな課題にスピード感をもって対応してまいります。議会運営委員会副委員長として議会改革にも取り組ませていただきましたが、まだまだ議会内の改革は道半ばです。二元代表制として機能していく議会を目指し、改革を進めてまいります。これからも市民の声にしっかりと耳を傾け、市政に反映してまいります。
②基礎自治体として医療・教育・福祉施策などの基本的な市民サービスの拡充に重点を置きながらも、道路や上下水道など既存公共インフラも含め、生活の基盤となる施設を計画的に整備。農・商・工のバランスを回復させ、地域コミュニティを活性化、みんなが穏やかに安心して住み続けられ、自分のまちに自信と誇りを持てる名寄市に。
①議員定数が2減になり、市民からは「我々の声が届きづらくなるのではないか」という不安の声が数多く寄せられています。4期16年培ってきた経験を下に、より多くの皆さんの声に寄り添っていきたいとの思いを強くしています。市民から寄せられた小さな声も一般質問として取り上げ続けてきました。引き続き、信条としてきた「福祉の心で、みなさんのお役に立つこと」に精いっぱい取り組んでいきたいと思います。
②「ケアの未来を開く」名寄市立大学を有する名寄市として、福祉の充実したまちづくりが必要です。高齢化率が高まり、高齢者への施策は待ったなしです。少子化対策も同様です。少子化対策の充実したところでは出生率が上がり、子育て世代の移住が増えているということがニュースになっています。また、公共施設の建て替えも大きな課題です。福祉の充実を基本に「市民が主人公」のまちづくりを求めていきたいと思います。