無競争の可能性が濃厚か 名寄市議選 16陣営が事前審査 16日の告示に注目集まる
【名寄】
任期満了に伴う名寄市議会議員選挙の立候補届け出事前審査が、11日に市役所名寄庁舎で行われた。審査を受けたのは全部で16陣営。告示の16日に全陣営が届け出書類を提出すると、定数ちょうどで無風となり、23日の投開票を待たずして16氏の当選が決まる。
正式に出馬表明している現職で事前審査を受けたのは、当選回数6回の東千春氏(65)、5回の佐藤靖氏(66)、高橋伸典氏(63)、4回の川村幸栄氏(71)、3回の高野美枝子氏(70)、山田典幸氏(54)、2回の東川孝義氏(70)、山崎真由美氏(67)、1回の清水一夫氏(68)、遠藤隆男氏(59)、富岡達彦氏(59)、倉澤宏氏(53)、今村芳彦氏(40)の13人。
新人は、黒井氏の後継で農業経営の水間健詞氏(55)、旧風連町出身で3月末に北海道開発局を定年退職した谷聡氏(60)、旧名寄市出身で前甲南大学(兵庫県神戸市)教授の中畠孝幸氏(66)の3人となった。
改選後の定数は、現在の18議席から2議席減の16議席となる。現職5人(黒井徹氏、塩田昌彦氏、佐久間誠氏、五十嵐千絵氏、三浦勝秀氏)が勇退を表明しているため、出馬の意向を示している現職13人と新人3人が予定通り立候補すると定数ちょうどになる。
このまま17人目の立候補者が現れず告示日の午後5時を迎え、選挙戦にならなかった場合、名寄市政としては2回目の無競争となり、市民に選択の機会が与えられないまま16氏が当選となるため、告示日に注目が集まっている。
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