2023年の美深町議選 町議選 選挙戦突入の見通し 町長選は草野孝治氏のみ 事前審査で顔ぶれほぼ固まる
【美深】
美深町長選挙（18日告示、23日投開票）と美深町議会議員選挙（同）の立候補届け出事前審査が、11日に町役場で行われた。町長選は新人の草野孝治氏（61）の陣営のみで、無風の可能性が高まった。一方、定数11の町議選は現職8人と新人4人の合計12人の陣営が訪れており、2期連続の選挙戦突入となる見通しで、顔ぶれがほぼ固まってきた。
町選挙管理委員会によると、事前審査を受けたのは、町長選が新人で前美深町教育長の草野氏だけだった。
一方、町議選は、現職が8人で、5期目の南和博氏（63）、4期目の岩崎泰好氏（73）、小口英治氏（68）、3期目の藤原芳幸氏（64）、2期目の和田健氏（47）、荒川賢一氏（69）、1期目の名取明美氏（66）、田中真奈美氏（50）。
新人は4人で、自営業の中瀬亮太氏（38）、元保育士の木下広悠氏（28）、元美深町職員の望月清貴氏（60）、会社員の蠣崎一生氏（39）。
なお、望月氏は連合美深の推薦を得ており、現職で4期目の中野勇治氏（79）の後継となる。中瀬氏、木下氏、蠣崎氏は新たな地盤で挑む。
定数11に対し、12人が事前審査を済ませており、18日の告示までこのまま推移すれば選挙戦に突入する見通し。前回の2019年から2期連続の選挙戦となる可能性が高まっており、町民たちの関心を呼んでいる。
定数11となったのは11年で、11年は1人オーバー、15年は定数ちょうど、19年は1人オーバーだった。