2023年の美深町議選 あす投票、即日開票 投票率は前回並みか？ 1人オーバーの少数激戦に審判
【美深】
美深町議会議員選挙は、23日に投開票が行われ、即日開票される。投票所は町内5カ所で、投票時間は午前7時または8時から。開票は午後8時から町民体育館で行われる。定数11に対して12人が立候補し、1人オーバーの少数激戦に審判が下される。
立候補しているのは届け出順に、中瀬亮太氏（38）＝新、小口英治氏（68）＝現、名取明美氏（66）＝現、南和博氏（63）＝現、岩崎泰好氏（73）＝現、蠣崎一生氏（39）＝新、和田健氏（47）＝現、荒川賢一氏（69）＝現、望月清貴氏（60）＝新、田中真奈美氏（50）＝現、藤原芳幸氏（64）＝現、木下広悠氏（28）＝新。
現職8人と新人4人の合わせて12人が立候補しており、定数11に対して1人オーバーという少数激戦に審判が下される。前回の2019年も1人オーバーだった。
有権者数は3352人で、4年前と比べて352人減（9.5％減）。前回の町議選の投票率は78.08％だったが、前々回の15年は無投票、3回前の11年は84.33％で、かつては90％台前半だったため、低下傾向となっている。
今回は20代、30代の若手の新人が出馬していることもあり、選挙戦への興味や関心も高まって、投票率は前回並みか若干上回ることを見込んでいる町民もいる。
前回のトップ当選者は475票、最下位当選者は115票だったが、有権者が減少しているため、今回の当選ラインの票数は下がると思われる。
町内は選挙ムードで盛り上がっており、町民たちは各候補者の政策や公約などの訴えに耳を傾けながら、投票の際の判断材料としている。
投票所は町内5カ所に設けられ、投票時間は美深町民体育館が午前7時から午後7時まで。恩根内センタープラザ、吉野地区農作業準備休憩施設、西紋改善センターは午前8時から午後6時まで。仁宇布コミュニティセンターは午前8時から午後5時まで。
また、開票は午後8時から町民体育館で行われ、即日開票される。