2023年の美深町長選 信頼を得られるよう努力 さまざまな団体、世代で 草野孝治氏の後援会設立総会
【美深】
美深町長選挙（4月18日告示、23日投開票）に出馬表明している前美深町教育長、草野孝治氏（61）の後援会組織「草野たかはる後援会」の設立総会が、3月18日午前11時から町商工会館ＳＵＮ21で開かれ、草野氏は「多くの町民の皆さんから信頼を得られるよう努力したい」と決意を新たにした。
草野氏は1962年（昭和37年）2月28日、美深町生まれ。美深高校卒業後、美深町役場へ。農務課長、総務課長を経て、2019年10月から教育長を務め、今年2月17日付で退任。翌18日に町長選へ立起表明した。
後援会は、農林業や商工業、福祉、スポーツ、文化など、さまざまな団体から幅広い世代の人たちが集まって発足した。
設立総会で、設立発起人の山崎晴一町商工会長は「草野さんは教育長の重責を担い、行政経験は申し分がない。公私とも積極的に活動し、ダウン・ザ・テッシ（カヌー）、トランポリンなどスポーツ、ボランティアで活躍。次の美深を託す人材は草野さんが最適任。皆さんと万全の体制をつくっていきたい」と挨拶。
続いて、後援会設立と規約、役員を承認し、会長は山崎町商工会長、会長代行に田中義則町スポーツ協会長、幹事長に渡辺幸一北はるか農協常務を選出した。
来賓の山口信夫町長は「16年間の長きにわたって町長を務めてきた。若い町長がたくさん出ており、草野さんは私よりもだいぶ若い候補。本当によく決断してくれた。後援会設立でさらに大きな輪にしていただければ」。
南和博町議会議長は「オール美深で盤石の体制。他の追随を許さない後援会になると思う。選挙は何が起こるか分からない。しっかり手綱を締めてほしい」と挨拶した。
草野氏が挨拶し「このまちで生まれ育ち学び、町職員、教育長として43年間務めさせていただいた。今年は町制施行100周年。誇りに思い愛する美深町を、未来を担う子どもたちにつなげることが自分に与えられた使命と思っている。実現させるため、さらに働かせていただきたく、まちの舵取りに挑戦することを決意した」と立起の経緯を語った。
選挙に向けて「このまちに生まれてよかった、住んでいてよかった、このまちが大好きだ―と言っていただけるまちを築いていく覚悟。キャッチフレ―ズは『共に創ろう！美深の未来』。第6次美深町総合計画を着実に推進し、将来を見据えた安全安心で未来へ続く笑顔あふれる優しいまちをつくり上げることを誓いたい。告示まで1カ月と迫った。多くの町民の皆さんから信頼を得られるよう努力したい。まちにさらに磨きをかけ『美しさ深い町』にするため、ご指導をお願いしたい」と支援を呼び掛けた。
事務所開きは、4月6日午前10時から大通北1の仮設プレハブ（旧天谷商店跡地）で予定している。
