2023年の美深町長選 草野孝治氏に聞く安心して暮らせるまちへ 第6次総合計画の着実な推進 町民との対話で信頼関係築く
【美深】
美深町長選挙は、18日に告示され、新人で前美深町教育長の草野孝治(くさの・たかはる)氏(61)のみが立候補届け出を行い、無投票で初当選が決まった。
美深町政には、さまざまな課題が山積しており、新たに町長となる草野氏に、まちづくりの考え方や重点項目などを聞いた。
質問項目は(1)立起にあたっての抱負(2)まちづくりに対する総合的な考え方(3)重点項目(4)住民意見を掘り起こし、行政へ反映させるための考え
生年月日:1962(昭和37)年2月28日 主な職歴:80年4月、美深町役場採用。2015年6月、農務課長・農業委員会事務局長。18年4月、総務課長。19年10月、教育委員会教育長就任。23年2月、教育長退任
(1)今年は、町制施行100周年の節目の年です。先人が、諸先輩が築いてきたふるさと美深町をしっかりと未来へ、次の世代につなげていくことが自分に与えられた役割、使命だと思っています。
私は、美深町で生まれ育ち、この町で学び、そして町職員、教育長として43年間の行政経験を積んだほか、地域活動やスポーツ振興の経験は誰にも負けないつもりです。
コロナ禍の閉塞感を跳ね飛ばし、10年後、20年後の将来を見据えた「子どもから高齢者まで安全で安心して暮らせる未来へ続く笑顔あふれるやさしいまちづくり」をしっかりと進めていきます。皆さんと一緒に、この町に一層の磨きをかけ、さらに、美しさ深い町づくりにまい進していく覚悟です。
美深の町は、たくさんの可能性を秘めています。その特性を再認識し、まちづくりに活かしていくことが大切です。環境を活かした持続可能なまちを皆さんと共に創り上げていきます。
(2)基本姿勢「町民の命とくらしを守り、信頼のまちづくり」
誠実と信頼・町民目線と現場主義・町民憲章と生涯学習の実践。
私は、人と自然にやさしい、安全安心なまちづくなど4つの政策を基本とし、町民憲章をより身近なものにするため、生涯学習14の実践目標の推進を図るとともに「この町に生まれてよかった、住んで良かった、この町が大好きで誰もが誇りに思える」、そう皆さんに言っていただけるまちを築いていく考えです。
(3)第6次美深町総合計画「未来へ続く 笑顔あふれるまち 美深」の着実な推進。
SDGsの推進・ゼロカーボンシティの推進・DXの推進・広域、流域連携強化。
1.人と自然にやさしい、安全安心なまちづくり。誰もが住み慣れた地域で、健やかに安全に安心して暮らせるまち。
2.地域産業の振興、持続可能なまちづくり。環境を活かした持続可能なまちづくりは、地域経済に好循環をもたらす。
3.次代を生き抜く力と社会の担い手づくり。まちのみんなで、美深の子どもの学びと育ちを支えていく。
4.町民のためのよりよい町役場づくり。美深に誇りと愛着を持ち、将来へ希望を抱くことが大切。
(4)町議会はもちろん町民の多くの意見に耳を傾け、町行政を進めていかなくてはなりません。
そのためには、町民との対話を通じて信頼関係を築くことが大切です。
これまでの地域担当員制度の機能充実、地域課題を聴くまちづくり懇談会や、(仮称)美深未来会議(まちづくり委員会)などの開催のほか、子どもの声に耳を傾け、その思いや気持ちを受け止め、健やかな成長と豊かな心を育むため、「(仮称)子ども未来トーク」を開催し、町政へ反映させるとともに、SNSを活用し、一層の情報発信に努めます。
さらに、町議会からも、町民の多様な意思を町政に反映させるとし、政策提言がなされていますので、順次揉んで参りたいと思います。