2023年の下川町長選 職員と意識の共有から始める 田村氏が後援者と当選祝い意欲
【下川】
田村泰司氏（58）が18日、下川町長選挙に初出馬で、無投票当選を果たし、午後5時過ぎから選挙事務所（西町）で選挙結果報告会・当選祝賀会が開かれた。多くの町民が来場し、新町長誕生を祝った。
田村氏は午後5時に無投票当選が決まると、妻・順子さんのサポートを受けながら、だるまにV字を書き込み「皆さんの温かい支援によって、初当選できました。
立起表明から今日まで、心温まる激励の言葉、陣中見舞い、祝いの言葉をいただき、心からお礼を申し上げます」と感謝の言葉を述べた。
そのうえで「町民の和をもって、環（わ）のまちづくりを進め、基幹産業と町民の和で下川を再興し、住み続けようと思うまち、住み続けられるまち、いのち・人・森・大地が光り輝くまちを創る」と語った。
順子さん、鷲見敏明選対本部長、高橋裕明後援会長と樽酒を割り、集まった支持者と当選を喜び合った。
高橋後援会長は「1月の後援会設立以来、多くの支えで活動を広げることができた。田村氏が素晴らしいまちを築いてくれると確信している。町長の職務は激務。健康に留意し活躍されることを祈念している」と田村氏を祝福した。
加藤哲雄後援会顧問の音頭で来場者一同、祝杯をあげた。
現職の谷一之町長は30日付で任期を終え退任する予定で、田村氏は5月1日から町長として登庁する。
田村氏は町長就任後、直ちに取り組みたいことで「職員と意識を共有したい。自身が町職員を退職し、出馬表明してから4カ月間、役場の外で町民と話を重ねることで、町職員時代に気づけなかったことを知れた。登庁した際、職員としっかりコミュニケーションを図って、町政に反映したい」と語る。
（小峰）
